今週のお題「読書の秋」
ということなので、つい最近読んだ本についての感想です。
先日、久しぶりに本屋に行ったらすごくそそられるタイトルの本を見つけました。
「くさい食べもの大全」小泉武夫著
その名の通り、著者が食べてきた「くさい食べ物」が紹介してある本です。
著者の小林武夫氏は、福島県の酒造家生まれの農学者、発行学者です。
著書は百冊を超えるそうです。日本経済新聞の夕刊で「食あれば楽あり」というコラムを連載しております。(今もやってるのかしら)
父親が日本経済新聞を購読していたので、私はこのコラムが好きで読んでいました。
私が密かに尊敬する小泉武夫氏(小泉先生)の本、なので少し立ち読みしましたが「あ、これじっくり読みたい」と思い即購入。
魚、肉、やさい、チーズ、酒、漬物、虫類・・・・虫類!?など
ジャンルごとにくさい食べ物が「くさい度」の★をつけて紹介されています。
自分たちが知っている「納豆」や「ぬか漬け」から聞いたいこともない、そして得体のしれない、想像を絶する工程で作られる海外の「くさい食べ物」が出てきます。
絶対食いたくねぇ・・・。って引きながら一気に読みました。
いくつか紹介すると・・・
聞いたことあると思いますが、すっげぇにおいのするスウェーデンの缶詰です。
すっげぇにおいでは済まされないほどの臭いのようですね。小泉先生がシュールストレミングを初体験した際のエピソードが紹介されています。
「ふぐの卵巣の糠漬け」
え?死ぬよね?
「タヌキ・キツネ・カラス」
これらの動物がなぜ食用にされていないか、なるほど。
「血豆腐」
気になりますよね?
「キビヤック」
想像を絶するし、想像したくもない北極圏に暮らす人々の漬物?
もういや・・・
などなど、日本で生活する私にとっては、一生食す機会のないであろう食材なども載っています。想像したくない食材ではありますが、現地の人にとっては大切な栄養源であり貴重な食糧、長年培われた知恵なのです。
日本に生まれてよかったー!(∩´∀`)∩ワーイ
初めて小泉先生の本を読ん見ましたが、やっぱり面白かった。
本屋で目立つところにあったので、新刊かと思ったらそうでもないのね。
「食あれば楽あり」を読んでみたいですね。 こっちはゲテモノではない食材だったはず。おもに小泉先生の酒飲みのつまみだった気がする。。。
こういう、自分では経験できないようなことが書いてある本って面白いですね。
こういうのとか。
というわけで、今回は「今週のお題」に投稿してみました。