んげの日記

んげです。山形県在住です。アラフォーですがそうとは思えない稚拙な文章を発揮しております。趣味のことを書きますが最近は主に日記。

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【実録】宅地建物取引士試験を独学で合格した話。おススメのテキストなどを紹介します。

※この記事は2017年10月15日の記事を再編集したものです。

(2018年4月7日)

 

4月になり、宅地建物取引士の試験合格を目指す方は本格的に勉強を開始しているのではないでしょうか・・・。資格学校に通って合格を目指す方も独学で合格を目指す方もそろそろ本格的に勉強を始めていると思います。

今回は、これから宅建の勉強を始めようとする方の目に留まれば、少しは参考になるのではないか、といった記事です。

 

宅地建物取引士(旧宅地建物取引主任者、以下宅建、宅建士)は年に一回、10月の第三日曜日に資格試験が行われます。

 

 

もちろんですが私の経験談です。合格を保証するものではありません。

※興味がない人(多い)にはつまらない記事です。別のページへどうぞ。

 

若干ハードルが高いタイトルにしちまったな。

 

ちなみに宅建士とはこんな資格。

宅地建物取引士(たくちたてものとりひきし)とは、宅地建物取引業法に基づき定められている国家資格者であり、宅地建物取引業者(一般にいう不動産会社)が行う、宅地又は建物売買交換又は貸借の取引に対して、購入者等の利益の保護及び円滑な宅地又は建物の流通に資するよう、公正かつ誠実に法に定める事務(重要事項の説明等)を行う、不動産取引法務専門家である。

Wikipediaより

 

 

毎年、受験生の上位約15%くらいが合格となります。(50点満点)

ですから毎年合格点が違います。

 

宅建士は、資格学校(日建学院・TAC)やユーキャンなどを利用して勉強する方が多いですが、独学でも十分合格できます。私が独学で合格したくらいですから。

そんなわけで、私が合格できた勉強法を記したいと思います。(平成26年に合格)

 

なんか上からな感じですが、許してね。

 

独学で合格を目指す方にアドバイス

 ・勉強時間を確保

一般的に宅建の合格時間は平均350時間だそうです。一日一時間を一年間の勉強を続ければ、合格できる。私は自分の頭が良いとは思っていないので、500時間を目標に勉強しました。最終的に450時間くらい勉強しました。

 

・わかりやすい参考書をさがす

宅建の参考書はたくさん出ています。初めてだと正直どれを選んだら良いかわからないと思います。私の場合、始めの4か月くらいはイラストが豊富で読みやすい参考書で学習しました。

演習問題がだいたいわかるようになったら、住宅新報社の「パーフェクト宅建」がおすすめです。 

 

 ・気力(モチベーション)を保つ

これが一番難しいと思います。絶対合格してやる!という意気込みです。

一年間はきついですね。私も10月末からスタートしましたが、年内中は一日30分くらいの勉強時間でした。年明けに過去問をやってみて全然解けず「やべ、これ合格できねぇ」とおもい本腰をいれました。私の場合、「宅建を取って転職する」という目標があったのでモチベーションが保てたと思います。

また、自分がどれだけやったかで本番の自信にもつながります。

手帳等に毎日何時間勉強したか記録していくと「我ながら頑張ったw」と思えるので、勉強時間を記録するのもオススメ。

 

勉強の進め方

私の場合で恐縮ですが・・・

11月頃

初めから、難しそうな参考書を購入。ただ、試験が終わったばかりで翌年向けの参考書が発売前だったので、数年前のものを古本屋で購入。しかし、いきなり難しいのを購入したため全く頭に入らない。

ある程度民法の知識のある人や、不動産業従事の場合は、はじめから高度なテキストでも大丈夫でしょう。

 

2月頃~4月頃

イラストが多く、わかりやすい参考書を購入。

語呂合わせなどが載っている参考書で、基本的な知識を繰り返し覚える。

 私が使ったのは、確かこのシリーズです。

語呂合わせが多く、覚えやすいしわかりやすい。

3月前に発売されるので、これを2周くらい読み込む。

 

5月頃~9月頃

住宅新報社の「パーフェクト宅建」を購入。法改正があった場合反映されるので最新のもの(4月以降)が望ましいと思います。

基本書・過去問集をそろえます。

 

 

このテキストは、試験のほとんどの範囲を網羅していると思われますが・・・

イラストとか一切ないので、非常に眠くなります。(集中しろ)

章の項目ごとの最後に「覚えよう」要点があと得てあるので、そのページをノートに書き写して覚えるという作業を行いました。これが完成すると、重い参考書を持ち歩かなくても、要点を確認できます。

一通り書き写したら、過去問に着手。

過去問は10年分×3周くらいやります。

 

過去問を繰り返しながら要点整理のテキストも購入。

 こちらは、分野別に要点とその分野が過去十年でいつ出題されたか、その年に出題される確率などが載っています。出題率は参考になるか疑問ですが、切羽詰まったら出題率が低く、理解できていないところはすっ飛ばすという作戦も取れます。

 

この要点整理も、ノートに丸写ししました。

具体的には、ルーズリーフを使用し過去問で解けていない分野から優先的に書き写しました。ルーズリーフはこういう時便利ですね。

 

このころから、最低一日二時間は勉強していました。

 

・・・多分ですけど。

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 9月末~試験直前

各社から「予想問題集」が出ているので、3冊くらい購入し全部やります。

 こういうやつ。

この予想問題集は、ぜひやる事をお勧めします。

日建学院の予想問題集とほぼ同じ問題が、本番で出題されていたのを覚えています。

 

 と、まあこのように勉強しました。

結果、50点満点で29点+5問免除の34点で合格しました。

この年の合格ラインは32点でした。

※五問免除とは、「宅建登録講習」を受講することで本試験から5問免除(5点もらえる)されるシステムです。宅地建物取引業に従事し「従業者証明書」を持っていれば受講できます。費用が20,000円近くかかります。

 

 

本番は

この記事を書いている時点で、次の試験は約一年後なのですが(いまさら感がすごい)試験は午後からです。13時~15時。

・自家用車での来場は不可なので、交通手段を確認しましょう。(山形県の場合)

(公共交通機関を利用するか、誰かに送迎をお願いするか)

・お昼ご飯は控えめに。試験中眠くならないように!(本気で合格したい人が試験中眠くなることはないと思うが)

・水分の摂取は控えめに(試験中は退出でないはずです。トイレもダメ)

・マークシートのマークがずれるという初歩的ミスに注意。

 

まとめ

長くなってしまいましたが、合格するためには・・・

 

時間をかけて勉強すること!

 

です。

 

はい、すみません。長文を読んだ時間が無駄になりましたか?

でも、宅建は時間をかけて勉強すると合格できる資格なのです。

 

日本語を理解できて時間さえあれば、合格できます。

 

 堅苦しい民法を理解しなければいけないので、「日本語を理解する」というのが実は難しかったりするんですがね。

時間をかければ合格できるというのは、そのままです。不動産業未経験の学生や主婦が合格できる資格ですから。 

 

時間をかければ合格できるとは言いましたが、一発合格(一年間~半年くらいの学習)が理想です。当たり前ですが。

合格できない人は、何年もだらだらと受験しているように感じます。

本気で合格したいなら、みっちり勉強して一発合格しましょう。

 

というわけで「宅地建物取引士」の取得を考えている方頑張ってくださいネ!

(偉そうに書いている割に終わり方が雑で申し訳ない)

 

↓↓↓実際にどのように勉強したかを公開しました↓↓↓

www.nge0068.com